なぞのロボット

2009/03/29(日) 編集
467:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:10 ID:3/LfVBeA




     星 新一 『なぞのロボット』



468:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:10 ID:3/LfVBeA


          ∧_∧
   □     (´∀` ) <(・∀・)イイ!!出来だ!
   (゚ー゚)   ⊂ ⊂  )
   (|  |)    |  |   |
   | ̄|     (_(__)


  モナ博士は、ひとつのロボットを作りあげた・・・



469:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:11 ID:3/LfVBeA


            ∧_∧
       □    ( ´∀`)~♪
     ( ゚ー゚)   と    ノつ
     ノ|  |ヽ    人 γヽ
  (( 丿 ̄)  〃,(__人__ノ ))


  それから、モナ博士とそのロボットはいつも
  一緒であった・・・

  家や研究所に居る時はもちろん、通勤や休日
  に何処かへ行く時でも、必ず一緒だった・・・



470:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:11 ID:3/LfVBeA


  そんな、ある日・・・


               ヤアヤア
          ∧_∧∩   ∩∧_∧
   □     ( ´∀`)/    ヽ(・∀・ )
   (゚ー゚)     (    )      ヽ    )
   (|  |)    |  |   |      ヽ/ /ヽ
   | ̄|     (_ )_)      (_)_丿 ))



471:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:12 ID:3/LfVBeA


              ┌──────────────────
              │んん?あなたは、いつも、そのロボットと一
              │緒に居るんですなぁ?
              └──∨───────────────

          ∧_∧     ∧_∧
    □     ( ´∀`)  Σ (・∀・ )
   ( ゚ー゚)    (    )    (     )
   (|  |)    |  |   |     |  |  |
    | ̄|     (_ )_)   (_(__)

  ┌─────∧──────────
  │そうです、私に無くてはならないモノな
  │のです
  └────────────────



472:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:12 ID:3/LfVBeA


              ┌──────────────────
              │しかし、いつ伺ってても、このロボットが仕
              │事をしているのを見た事がない・・・?
              │お茶を運んだりや、部屋や庭の掃除もしな
              │いようですしね・・・
              └───∨──────────────

          ∧_∧      ∧_∧
    □     ( ´∀`)     (・∀・ )
   ( ゚ー゚)    (    )     (     )
   (|  |)    |  |   |    |  |   |
    | ̄|     (_ )_)   (_(__)

  ┌─────∧──────────
  │そんな事の為に、コレを作ったのでは
  │ありませんよ
  └────────────────



473:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:13 ID:3/LfVBeA


              ┌───────────────
              │いったい、何の役にたつんです?
              └───∨───────────

          ∧_∧フフフ   ∧_∧ ???
    □     ( ´∀`)     (・∀・ )
   ( ゚ー゚)    (    )     (     )
   (|  |)    |  |   |    |  |   |
    | ̄|     (_ )_)   (_(__)

  ┌─────∧──────────
  │たいした事では、ありませんよ。それ
  │に、他の人には関係の無い事です
  └────────────────



474:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:13 ID:3/LfVBeA


              ┌──────────────────
              │お~い、おまえは、何をするロボットなんだ
              │い?あれっ?耳が聞こえないんですか?
              └──∨───────────────
                 ∧_∧
   ・・・・・   ∧_∧   (・∀・ )
    □     ( ;´∀`)    ヽ  ヽ ミ
   ( ゚ー゚)    (    )    (     )
   (|  |)    |  |   |     |  |  |
    | ̄|     (_ )_)   (_(__)

  ┌─────∧──────────
  │いいえ、耳は聞こえていますが、口は
  │きけません。その必要が無いから、な
  │のですがね・・・。では、失礼・・・
  └────────────────



475:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:14 ID:3/LfVBeA


      オイオイ
   ∧_∧ 説明シロヨ・・・        ∧_∧
  (; ・∀・)          □     ( ´∀`)
  (    )        ( ゚ー゚)    と    ノつ
  | | |         ノ|  |ヽ    人 γヽ
  (__)_)      (( 丿 ̄)  〃,(__人__ノ ))


  サパーリ分からなかった彼は、翌日モナ博士の後を
  つけることにした・・・



476:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:14 ID:3/LfVBeA


  |__∧
  |∀・) コソーリ
  ⊂)
  |ノ
  |                   ∧_∧
                □    ( ´∀`)
              ( ゚ー゚)   と    ノつ
              ノ|  |ヽ    人 γヽ
           (( 丿 ̄)  〃,(__人__ノ ))



477:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:15 ID:3/LfVBeA


  |__∧ 鞄も持ってないし・・・
  |∀・) オヤッ?ハンカチが落ちた!
  ⊂)
  |ノ
  |                     ∧_∧
                □      ( ´∀`)
              ( ゚ー゚)  ↓  と    ノつ
              ノ|  |ヽ ◆~   人 γヽ
           (( 丿 ̄)    〃,(__人__ノ ))



478:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:15 ID:3/LfVBeA


  |∧__∧ 拾えよ!
  |;・∀・)
  ⊂)
  |ノ
  |                        ∧_∧
                     □    ( ´∀`)
                   ( ゚ー゚)   と    ノつ
             ↓    ノ|  |ヽ    人 γヽ
             ◆  (( 丿 ̄)  〃,(__人__ノ ))



479:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:15 ID:3/LfVBeA


  よ~し!いくら何でも、ギコ猫をけしかけられたら、あの
  ロボットも立ったままという訳にはいかないだろう・・・


   よ~し、行けっ、ギコ猫!!
     ∨
   ∧_∧    フギーッ!
   ( ・∀・) ∧∧___
  (  つつ (゚Д゚,,)__ 丶~
  ( ̄__)__)  U U   U U



480:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:16 ID:3/LfVBeA


  |∧__∧
  |;・∀・) 博士と同じように、逃回るだけかよ・・・
  ⊂)
  |ノ
  |                         ∧_∧ ヒィ~ッ!
                      □    (; ´Д`)
    ____∧∧<ゴルァ! ≡ (ノ゚ー゚)ノ ≡( つ  ノつ
  ~' ____(,,゚Д゚)      ≡  |  |  ≡ 人 γヽ
    UU    U U         丿 ̄)   (__人__ノ



481:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:16 ID:3/LfVBeA


  |∧__∧ ホント、何もしないな・・・
  |;・∀・)              ~研究室~
  ⊂)
  |ノ
  |                    ∧_∧ マターリ
                  □       ( ´∀`)
              (゚ー゚)   _(    )∫
              (|  |)    |\ ̄ ̄ ̄ 旦  ̄\
               | ̄|    \ \.          \
                          \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



482:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:17 ID:3/LfVBeA


     ∧_∧ < もう、あきらめて、家に帰ろう・・・
     ( ;・∀・)
    と    丿つ
     人 γヽ
   〃,(__人__ノ ))



483:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:17 ID:3/LfVBeA


  その夜、眠る直前にモナ博士は一言だけ、
  ロボットに命令をした・・・


    o
   ∧▲∧∩
  ( ´∀`)ノ < さぁ、たのむよ~
  (    /
  | | |
  (__)_)



484:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:17 ID:3/LfVBeA


     □
    (゚ー゚) カキカキ
    │φ| ゙
   ┏━━┓
   ┃ 机 ┃


  それにより、ロボットはほんの少し仕事をする・・・
  机に向かい、ノートに日記をつけるのだ・・・

  例えば、外出してハンカチを落としたこと、ギコ猫
  にからまれて、怖くて逃げたこと、などを・・・



485:◆Dx055mvFvw:03/04/08 19:18 ID:3/LfVBeA


  そして、そのロボットの仕事を眺めながら、モナ博士は
  苦笑しながらつぶやいた・・・


    o
   ∧▲∧  ┌─────────────────────
  ( ´∀`) < 私は日記をつけるのが、面倒くさくてならない・・・
  (    ) │そのために、このロボットを作ったのだ・・・
  | | |  .| しかし、こんなことみっともなくて、とても他人に
  (__)_)  |話すわけにはいかない・・・・・
         └─────────────────────


                          ~完~



488:( ´∀`)さん:03/04/08 21:02 ID:ZzxVvy/C
   ギコが純粋な猫として活躍してる姿を超久々に見た


489:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:03/04/08 21:30 ID:zZd+XIdA
   ギコ猫(・∀・)イイ!
   ロボットカワ(・∀・)イイ!
   和める話(・∀・)イイイ!


【引用元】 ☆名作ショートショートをAA化しよう☆第四幕

Ayuのデジデジ日記 2000-2009 A
関連記事
この記事へのコメント
  1.    AAな名無し - :2009/03/29 (日)
  2. 今でいう「ライフ・ログ」
    さすが星先生
    なんという先見の明
  3.    AAな名無し - :2010/07/26 (月)
  4. ロボのかわいさに何度も見に来てしまう
この記事にコメントする
・コメントです。楽しく使ってね。仲良く使ってね。
・本文のみで書き込めます。
・記事の内容と関連のない雑談、質問はこちらでお願いします。
・コメントの書き込みテストはこちらでどうぞ。
・AA(アスキーアート)がズレて見える人はここを見るといいかも。
AA作成用支援ツール
新着記事ヘッドライン
アクセスランキング
拍手ランキング
はてなブックマーク
はてなブックマーク

カテゴリ

最新コメント

  • ふるふるぼいんっ
  • ふるふるぼいんっ
  • お知らせなんです><
  • お知らせなんです><
  • お知らせなんです><
  • お知らせなんです><
  • お知らせなんです><
  • お知らせなんです><
  • お知らせなんです><
  • ふるふるぼいんっ
  • お知らせなんです><
  • ふるふるぼいんっ
  • ニャッキ
  • ふるふるぼいんっ
  • ふるふるぼいんっ
  • ふるふるぼいんっ
  • ふるふるぼいんっ
  • ふるふるぼいんっ
  • お知らせなんです><
  • お知らせなんです><

AAキャラ別

月別アーカイブ

Amazon

リンク....〆(・ω・´)

ブログサービス


スカウター : AAなにっき....〆ミ・д・,,ミ

フィードメーター


ブログパーツ
track feed リンク元

メール (「・∀・)「