AAなにっき....〆ﾐ・д・,,ﾐ

307：狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:40 ID:TFsrF+i2
　　　むかしむかし、とても悪さをする河童がおったそうな。


　　　 ,,;⊂⊃;,､
　　　 (,,,・∀・)　　イタズラ大好きだっちゃ
　　　 （# ⊂ )】
　　　　`Ｊ`Ｊ


308：2/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:41 ID:TFsrF+i2
　　　いつもいたずらばかり､大人がかかっても河童は強く
　　　みんな困り果てていました。


　　ﾆｹﾞﾅｲﾄﾀﾞﾒﾀﾞｺﾞﾙｧ　　　　　　　　　　　　　　　待つッちゃ！！
　　　　　　　ﾉ~　　　　　ﾉ~　　　　　　　　　 ,,;⊂⊃;,､
　　 .∧∧⌒つ .∧∧⌒つ　　　　　　　 　　(・∀・,,,)
　　（ﾟДﾟ；）ノ　（；ﾟДﾟ）ノ　　　　　　　　　 ⊂（# ⊂ )】　＝3
　　(ノ (ノ　　　(ノ (ノ　　　　　　　　　　　　　　`Ｊ`Ｊ　　＝3
　　　　　　　ﾉ~
　　 .∧∧⌒つ
　　（；ﾟДﾟ）ノ
　　(ノ (ノ


309：3/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:42 ID:TFsrF+i2
　　　ある時、この河童をどうにかしないとと村中の者が集まりましたが、
　　　誰一人いい案が出ませんでした。


　　　　　　　　　　　　　　∧＿∧ﾄﾞｳｽﾙﾓﾅｰ
　　　　　∧∧　　∧∧ （´∀｀　）.　　∧_∧
　　　　 (,,ﾟДﾟ)　 (,,ﾟДﾟ)（　　つつ　 (,,´∀｀)　∧∧　　　ゞ（´д｀;）ﾉ
　　　　/　　|　　/　　|　（￣__）__）o(０ U U)０（ﾟ∀ﾟ　）　　　（ 弱 ）
　　～ＯＵＵつＯＵＵつ　　　　　　　　　　　０(U U０)o　　　<　　>
　　　　　　村　　　ﾀﾞﾚｯｶﾀｲｼﾞｽﾙﾔﾂﾊ？　　　　∧∧ ぃょぅ
　　　ヾ(；´Д｀)ノ　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ(ﾟωﾟ=)ﾉ
　　　　（ 　長 ）　　　　　　　　　　　　　　∧＿∧( x　 )～
　　　　く　　 ＞　　ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ　　　　（∀・　 ）U U
　　　　　　　　 ∧∧　 ∧∧　∧＿∧　 ⊂　　　）…だからな
　　　　　　　　(　　*)　( 　　) （　　　　） （＿_○_)
　　　　　　　　/ 　 |　 / 　 |　（　　　　）
　　　　　　～（＿__ﾉ （＿__ﾉ　（＿_○_)



310：4/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:42 ID:TFsrF+i2
　　　そんな時一人の男がいいました。


　　　　　ｵﾚﾀｲｼﾞﾆｲｸ
　　　　　　ﾏｶｾﾛ

　　　　ゞ（´д｀;）ﾉ
　　　　　 （ 弱 ）
　　　　　 <　　>


311：5/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:43 ID:TFsrF+i2
　　　村中の者は大笑いです。なにしろ村で一番弱い男だったからです。


　　　　　ｺﾞﾙｧｺﾞﾙｧ　　　∧＿∧ﾑﾘﾓﾅｰ
　　　　　∧∧　　∧∧ （´∀｀　）.　　∧_∧
　　　　 (,,^∀^) (,,^∀^)（　　つつ　 (,,´∀｀)　∧∧
　　　　/　　|　　/　　|　（￣__）__）o(０ U U)０（ﾟ∀ﾟ　）
　　～ＯＵＵつＯＵＵつ　　　　　　　　　　　０(U U０)o
　　　　　　村　　　 　　ゞ（´д｀;）ﾉ　　　　　　　　　∧∧ お笑いだょぅ
　　　ヾ(；´∀｀)ノ　　　　　（ 弱 ）　　　　　　　　ヽ(^ω^=)ﾉ
　　　　（ 　長 ）　　　　　　<　　>　　　　　∧＿∧ ( x　 )～
　　　　く　　 ＞　　ﾜｰﾊｯﾊｯﾊ　　　　　　（∀・　 ）　U U
　　　　　　　　∧∧　　∧∧　∧＿∧　 ⊂　　　）期待しないからな
　　　　　　　　(　　*)　( 　　) （　　　　） （＿_○_)
　　　　　　　　/ 　 |　 / 　 |　（　　　　）
　　　　　　～（＿__ﾉ （＿__ﾉ　（＿_○_)


312：6/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:45 ID:TFsrF+i2
　　　みんなにバカにされながらも
　　　男は河童のすむ池に向かいました。


　　　　　　　　　　　　　　ｶｯﾊﾟｶｯﾊﾟ

　　　　　　　　　　　　　ゞ（'д`;）ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　（（弱 ）
　　　　　　　　　　　　　　 <　 ﾍ
　　''''""""''''""""''''""""''''""""''''""""''''""""''''



314：7/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:47 ID:TFsrF+i2
　　　池に着いた男は河童に言いました。


　　''''""''''""''''""''''""''''";;＼ 　　　　ｶｯﾊﾟｻﾝ､ｶｯﾊﾟｻﾝ
　　　　　 ,,;⊂⊃;,､ 　 　 　;;;;＼　　　ﾃﾞﾃｷﾃｵｸﾚ
　　　　　 (∩・∀・)　　　　　;;;;;＼　　　　　（'д`;）
　　　　　 （# ⊂ )】　　　　　　;;;;;ヽ　　　 ¶/( 弱/）
　　　　　～～～～～　　　　 ;;;;;;|　　　　　 < <
　　　　　呼んだカッパ　　　　::;;|
　　　　　　　　　§　　　　　;;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　;;;;;;;;;/
　　'''''''''''''''''''''''''''''''''~~~~


315：8/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:48 ID:TFsrF+i2
　　　男は深々と頭を下げきゅうりを河童に差し出した。


　　うまそうなきゅうりだちゃ
　　　　　　　　　　　　　　ｵﾈｶﾞｲｶﾞｱﾙﾉﾃﾞｽ
　　　 ,,;⊂⊃;,､ 　 　　　　ﾄﾞｳｶｷｲﾃｸﾀﾞｻｲ
　　　 (,,,・∀・)　¶　　　　　（'д`;）
　　　【( つ# )つ　　　　　　 /( 弱/）
　　　　`Ｊ`Ｊ　　　　　　　　　< <
　　　"''''""""''''""""''''""""''''""""'


316：9/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:49 ID:TFsrF+i2
　　　てっきりまた自分の事を退治に来たのだろうと思っていた
　　　河童は大好物のきゅうりを持参してきた礼儀正しい男の話を聞いてあげた。


　　　　　　　　　　　　　　ﾑﾗﾆｷﾃﾜﾙｻｽﾙﾉﾊ
　　　　　　　　　　　　　　ﾔﾒﾃｸﾀﾞｻｲ
　　　ﾓｸﾞﾓｸﾞ
　　　 ,,;⊂⊃;,､
　　　 (,,,^Д^)　　　　　　　（'д`;）
　　　【( つ¶と)　　　　　　 /( 弱/）
　　　　`Ｊ`Ｊ　　　　　　　　　< <
　　　"''''""""''''""""''''""""''''""""'


317：10/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:49 ID:TFsrF+i2
　　　きゅうりを食べてご機嫌の河童は条件によってはいいよといいました。


　　毎日きゅうり3本を
　　持ってくること
　　綺麗なお嫁さんを
　　差し出すっちゃ
　　　　　　　　　　　　　　ﾜ､ﾜｶﾘﾏｼﾀ
　　　　　　　　　　　　　　ｿﾚﾃﾞﾊ､ﾏﾀｱｼﾀｷﾏｽ
　　　 ,,;⊂⊃;,､
　　　 (,,,^∀^)　　　　　　ヽ（'д`;）ﾉ
　　　【( つ¶と)　　　　　　　 ( 弱　）
　　　　`Ｊ`Ｊ　　　　　　　　　<　ヘ
　　　"''''""""''''""""''''""""''''""""'


318：11/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:50 ID:TFsrF+i2
　　　そういうと男は、さらに深々と頭を下げた。
　　　河童もニコニコと頭を下げた。


　　　　　ﾍﾟｺｯ　　　　　　ﾍﾟｺｯ
　　　 　,,;⊂⊃;,､
　　　 　(,,,^∀^)　　　　　（'д`;）
　　　【( つ#と)　　　　　　 /( 弱/）
　　　　`Ｊ`Ｊ　　　　　　　　　< <
　　　"''''""""''''""""''''""""''''""""'


319：12/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:50 ID:TFsrF+i2
　　　その時です。
　　　おじぎをした頭の皿から水がこぼれ落ちました。
　　　皿の水のない河童は大変弱くなります。


　　　　あっ　　　　　　　　　ｲﾏﾀﾞ!!
　　　 　,,;⊂⊃;,､
　　　 　(；･Д･)ﾐ　　　　　（ﾟ∀ﾟ　）　≡3
　　　【( つ#と)　ﾐ　　　　　 /( 弱/）
　　　　`Ｊ`Ｊ　　　　　　　　　< <　　≡3
　　　"''''""""''''""""''''""""''''""""'


320：13/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 09:51 ID:TFsrF+i2
　　　男は、河童を捕まえた。


　　　　　　　　　　　　ﾑﾗﾆﾂﾚﾃｲｸ
　　助けてッパー
　　　　　　　　　　　　ﾊﾅｼﾆﾖｯﾃﾊｶﾝｶﾞｴﾃﾓｲｲ
　　ありがッパ

　　　　　　（'д`;）
　　　,,;⊂⊃/( 弱/）
　　⊂(；∀；,,)⌒＞つ
　　　"''''""""''''""""''''""""''''""""'


321：14/14狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 10:01 ID:TFsrF+i2
　　　男は河童を逃がしましてあげました。


　　ｳﾜｰｰﾝ
　　　 ,,;⊂⊃;,､
　　　 (；Д；,,)　　　　　　　 ヽ（ ﾟ∀ﾟ ）ﾉ
　　⊂（#⊂ )】≡3　　　　　　 （( 弱/）
　　　　`Ｊ`Ｊ　≡3　　　　　　＜ 　へ
　　　"''''""""''''""""''''""""''''""""'


　　　それからというもの男の家には、
　　　毎日新鮮な川魚が二匹ずつ届けられるようになった。
　　　そして、村の田畑はどんな日照りのときでも水が枯れなくなったそうな。


　　　おしまい


322：狐火 ◆FOX/SJKRRI：02/11/27 10:02 ID:TFsrF+i2


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　どうだったモナ‥‥。
　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_　　＼　　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　|　＿＿＿＿＿＿＿＿＿_　 |　　　￣￣￣Ｖ￣￣|　　元ネタは、昔話だね。
　　|　|　　　　　　　 　 　 　 　 |　|　　　　　　　　　　　 ＼
　　|　|　□ STOP.　　　 　　　|　|　　　　　　　　　　　　　￣￣Ｖ￣￣￣￣￣￣￣￣
　　|　|　　　　　　　 　 　 　 　 |　|　 　　　　　　 　 Λ＿Λ　Λ＿Λ　∧∧　ｶｯﾊﾟﾏｷ、ｸｳｿﾞ
　　|　|　　　　　　　 　 　 　 　 |　|　　　　　ﾋﾟｯ 　 （´∀｀　）（・∀・　） (ﾟДﾟ )
　　|　|　　　　　　　 　 　 　 　 |　|　　　　　　 ◇⊂　　　　）（　　　　）　|　　ヽノ
　　|　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣　 |　　　　　　 ||―┌ ┌ _） ┌ ┌ _）⊂UUＯ__||￣''l
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【引用元】 モララーのビデオ棚 in AA長編板その４

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